金沢市営陸上競技場99周年イベント

公開日: 2024年10月21日

スポーツの日の令和6年10月14日(月祝)、令和7年に開場100周年を迎える金沢市営陸上競技場で、99周年イベントを開催しました。

99周年にちなんで一本のバトンで100年への思いを繋ぐ「99周リレー」のほか、開場100周年ロゴマークの披露、開場当時の資料などを展示する歴史展示コーナーなども設けて100周年に向けて機運を高めました。

イベントでは、この競技場で誕生した金沢市スポーツ遺産の「若い力の演技」やかけっこ教室、ジャベリックボール投げ、走り幅跳び、走り高跳びの体験会などのほか全国統一かけっこチャレンジも行い、参加者は爽やかな秋晴れのグラウンドで目いっぱいスポーツを満喫していました。

たくさんの笑顔と共に、100年へ繋ぐ99周リレー

一本のバトンを繋ぎながら400mトラックを99周走る「99周リレー」には6歳~71歳の約130人が参加し、親子、きょうだい、友達同士、陸上仲間なども楽しく挑戦しました。

初めてこの競技場を走る方なども参加し、皆さん笑顔で次々とバトンを繋いで最後の99周目では応援していた方も一緒に走り、約3時間かけて99周を達成しました。

99周リレー参加者には、出走順番の番号が記されたオリジナル缶バッジをプレゼントしました。

100周目は、令和7年度の100周年記念イベントで100年の歴史に思いを馳せながら走りたいと思います。

100周年を記念するロゴマークの発表

100周年への機運を盛り上げ、新たな歴史へと繋いでいくためにロゴマークを制作し、披露しました。

【ロゴマークについて】
1925年から2025年までの歴史、繋がりをぐるっと一周するトラックで表しました。
100はシンプルな形状、丸みのあるフォントにすることで親しみやすさを出しています。
バトンを渡す手を0から飛び出すように描き、若さ・元気さ・勢いを表現しています。
メインカラーは芝生や若さをイメージした緑、アクセントカラーに明るい未来をイメージした黄色を使用しています。

金沢市営陸上競技場「歴史展示コーナー」

イベント当日には、大正14年開場当時の資料や第二回国民体育大会、若い力に関する資料や当時の新聞記事などの展示を行いました。

【展示品】
金澤市運動場平面図(大正14年)、開場記念絵はがき(大正14年)、第二回国民体育大会パンフレット及び実行本部資料(昭和22年)、第二回国民体育大会 記念切手(昭和22年)、若い力レコード(昭和25年、昭和46年)、若い力の演技 金沢市スポーツ遺産認定証(令和4年)

参加者、スタッフで、若い力を演技!

イベント終了後に会場にいた参加者とスタッフで、この競技場で誕生した「若い力」を踊りました。

県外からの学生さんなど初めて踊る方もいましたが、77年前に初めて披露されたときと同じ場所、同じ青空の下で一体感を味わいながら楽しく気持ちよく踊ることができました。

報道各社ニュース動画(2024.10.14放送)

北陸中日新聞(R6.10.21)掲載