第2回国民体育大会 (石川国体)
昭和22年(1947年)開催
【主催】 大日本体育会(現:日本スポーツ協会)
【後援】 文部省、石川県
- 夏季大会 : 8/22~24 松任町(水泳)
参加人数 1,423人(選手1,199人、役員224人) - 秋季大会 :10/30~11/3 金沢市、小松市、七尾市など
参加人数 15,879人(選手12,725人、役員3,154人)
秋季大会 開会式会場
金澤市運動場(金沢市営陸上競技場)
金澤市運動場では、陸上競技のほかラグビー、馬術、自転車、マラソン(発着)が行われました。
秋季大会 観衆動員数
金澤市運動場 15万人、兼六球場 15万人、その他 金沢市内会場5万人
七尾 5万5千人、小松 5万人、大聖寺 1万人
観衆の総計は約50万人、金沢市内の人出は連日8万人だったそうです。
選手宣誓
選手宣誓を務めたのは、相撲競技 影山信雄さん(東京)
宣誓
「われわれ選手一万二千名は勝敗にこだわらずこの大会に参加したことに大いなる誇りを感じ正々堂々最善を尽くすことをここに誓います」
陸上競技のスターター
この大会より陸上競技のスターターは計時員からよく見えるように白いコートを羽織ることになった。この姿が医者の白衣を連想させたことから観客席の小学生たちが「お医者さん」とあだ名をつけて呼びかけていたそうです。
ちなみにこの国体でのスターターは、のちに「スターターの神様」と呼ばれる元ベルリンオリンピック100m走選手の佐々木吉蔵さんでした。(⑱)
第2回国民体育大会秋季大会を全国中継
NHK金沢放送局は東京、名古屋からの応援を受けて、第2回石川国体秋季大会の実況放送を全国中継しました。
当時のニュース映像は、NHKアーカイブス ホームページよりご覧いただけます。